定期預金の利息の計算方法
定期預金は、一定期間お金を預ける代わりに、普通預金より高い金利で利息を受け取れる預金です。多くの定期預金は「単利」で、利息は次の式で計算します。
税引前の利息 = 預入金額 × 年利率 × 預入年数
当ツールでは、この利息から税金(20.315%)を差し引いた「手取りの利息」と、満期時に受け取れる合計額(元本+税引後利息)を計算します。
利息にかかる税金
預金の利息には、20.315%の税金がかかります。内訳は、所得税15%、復興特別所得税0.315%、住民税5%です。この税金は銀行が利息から自動的に差し引いて納める(源泉分離課税)ため、私たちが確定申告をする必要はありません。その結果、実際に手元に入る利息は、税引前の約79.7%になります。例えば税引前の利息が6,000円なら、税金は約1,219円、手取りは約4,781円です。
単利と複利
利息の計算方法には「単利」と「複利」があります。
- 単利:最初に預けた元本に対してのみ利息がつきます。多くの定期預金がこの方式です。
- 複利:ついた利息を元本に足して、その合計に対して次の利息を計算します。期間が長いほど、利息が利息を生んで有利になります。
本ツールは単利で計算しています。長期でお金を増やす複利のシミュレーションは、関連ツールの「積立シミュレーション」をご利用ください。
低金利時代の定期預金
近年は超低金利が続いており、大手銀行の定期預金の金利は年0.002〜0.1%程度と非常に低い水準です。一方、ネット銀行やキャンペーン金利では年0.2〜0.4%程度になることもあります。それでも、100万円を1年預けて数千円の利息にとどまるのが実情です。「元本が減らない安心」と引き換えに、増える金額は限られる点を理解しておきましょう。
定期預金の使いどころ
定期預金は、近い将来使う予定のあるお金(数年以内の教育費・車の購入費・住宅の頭金など)を、元本を減らさずに安全に置いておくのに向いています。一方、10年以上使わない老後資金などは、インフレで実質的な価値が目減りするリスクもあるため、投資と組み合わせて考えるのも一案です。目的と期間に応じて、預金と運用を使い分けましょう。なお、1つの金融機関につき預金は元本1,000万円とその利息までが預金保険で保護されます。