残業代計算シミュレーター

月給と1ヶ月の所定労働時間、残業時間を入力すると、割増賃金を含む残業代の目安を計算します。通常残業・深夜・休日の割増率に対応。

残業代の基礎となる賃金。家族手当・通勤手当など一部の手当は本来除外されます。

時間

(年間所定労働日数 × 1日の所定労働時間)÷ 12 で求めます。一般に160〜173時間程度。

時間
残業代(月の合計)¥39,063
基礎時給¥1,563
残業1時間あたり¥1,953

残業代(割増賃金)の計算方法

残業代は、まず1時間あたりの賃金(基礎時給)を求め、それに法律で定められた割増率と残業時間をかけて計算します。

残業代 =(月給 ÷ 1ヶ月の所定労働時間)× 割増率 × 残業時間

当シミュレーターでは、通常の時間外労働・深夜労働・休日労働・月60時間超といった割増率を選ぶだけで、残業代の目安を自動計算します。基礎時給や残業1時間あたりの単価も表示するので、給与明細のチェックにも役立ちます。

基礎時給の求め方

基礎となる時給は「月給 ÷ 1ヶ月の平均所定労働時間」で計算します。1ヶ月の所定労働時間は、(年間の所定労働日数 × 1日の所定労働時間)÷ 12 で求められ、一般的な会社では160〜173時間程度です。なお、割増賃金の基礎に含めなくてよい手当(家族手当・通勤手当・住宅手当・賞与など)は、本来この月給から除いて計算します。

割増率のルール

  • 時間外労働(法定外残業):25%以上の割増(×1.25)。
  • 深夜労働(22時〜翌5時):25%以上の割増。時間外かつ深夜なら 25%+25%=50%以上(×1.5)。
  • 法定休日労働:35%以上の割増(×1.35)。
  • 月60時間を超える時間外労働:50%以上の割増(×1.5)。中小企業にも適用されています。

これらは労働基準法で定められた「最低限」の割増率で、会社の規定によってはこれより高い場合もあります。

計算例

月給25万円、1ヶ月の所定労働時間160時間、残業20時間(通常の時間外)の場合:

  • 基礎時給:250,000 ÷ 160 = 1,562.5円
  • 残業単価:1,562.5 × 1.25 = 約1,953円
  • 残業代:1,953 × 20時間 = 約39,063円

固定残業代(みなし残業)に注意

あらかじめ一定の残業代が「固定残業代」として支給されている場合でも、その時間を超えて働いた分には追加の残業代が発生します。固定残業代が正しく支払われているか、超過分がきちんと精算されているかは、給与明細と就業規則で確認しましょう。未払いが疑われる場合は、労働基準監督署や専門家に相談できます。

計算の根拠・出典
  • 割増賃金率(時間外25%・深夜25%・休日35%・月60時間超50%) (労働基準法)

よくある質問

残業代はどうやって計算しますか?

「月給 ÷ 1ヶ月の所定労働時間」で基礎時給を求め、これに割増率(通常残業は1.25)と残業時間をかけます。例:月給25万円・所定160時間・残業20時間なら、時給1,562.5円 × 1.25 × 20時間 = 約39,063円です。

割増率はどう決まりますか?

法定時間外労働は25%以上、深夜(22時〜翌5時)は25%以上、法定休日労働は35%以上の割増が必要です。時間外かつ深夜は合算されます。また月60時間を超える時間外労働は50%以上の割増になります。

基礎時給に含めない手当はありますか?

家族手当・通勤手当・住宅手当・賞与など、法令で定められた一部の手当は割増賃金の基礎から除外できます。正確に計算する場合は、これらを除いた金額を月給欄に入力してください。

みなし残業(固定残業代)がある場合は?

固定残業代が支給されている場合、その時間分を超えた残業について追加の残業代が発生します。契約上の固定残業時間を差し引いた残業時間で計算してください。

※ 計算結果は概算です。実際の残業代は基礎賃金に含める手当の範囲、就業規則、固定残業代の有無などにより異なります。正確な計算は給与規定や専門家にご確認ください。