ローン返済額(元利均等)の計算方法
住宅ローンや自動車ローンでは、借入額・金利・返済期間から毎月の返済額が決まります。最も一般的な「元利均等返済」では、毎月の返済額が一定になるように計算されます。式は次のとおりです。
毎月返済額 = 借入額 × 月利 ×(1+月利)^回数 ÷{(1+月利)^回数 − 1}
ここで月利は「年利 ÷ 12」、返済回数は「年数 × 12」です。当ツールに借入額・金利・年数を入れると、毎月返済額・総返済額・利息総額をまとめて計算します。
元利均等返済と元金均等返済
返済方式には大きく2種類あります。
- 元利均等返済:毎月の返済額(元金+利息)が一定。返済額が変わらず家計管理がしやすい反面、初期は利息の割合が大きく、総利息はやや多めになります。多くの住宅ローンで採用されています。
- 元金均等返済:毎月返す元金を一定にする方式。当初の返済額は大きいですが、元金の減りが早く総利息は少なくなります。
本ツールは主流の元利均等返済で計算しています。
金利が総返済額に与える影響
住宅ローンのように借入額が大きく期間が長いローンでは、わずかな金利差が総返済額を大きく左右します。例えば3,000万円を35年返済する場合、金利0.5%と1.0%では総返済額に数百万円の差が生じます。金利タイプ(変動・固定)の選択や、複数の金融機関の比較は、総支払額を抑える上でとても重要です。変動金利は当初の金利が低い一方、将来の金利上昇リスクがある点にも注意しましょう。
無理のない借入額の目安
返済負担率(年収に占める年間返済額の割合)は、一般に20〜25%以内が安全圏とされます。毎月返済額を試算し、ボーナスに頼りすぎない、教育費や老後資金とのバランスを取る、といった観点で無理のない借入額を見極めましょう。金利上昇や収入減にも耐えられるか、余裕を持った計画が大切です。
繰り上げ返済も検討しよう
返済の途中でまとまった資金を元金の返済に充てる「繰り上げ返済」を行うと、利息を減らしたり返済期間を短縮したりできます。特に返済初期に行うほど利息軽減効果は大きくなります。効果の試算は関連ツールの繰り上げ返済シミュレーターをご利用ください。